もの知り舞妓ちゃん さっくん なっちゃんもの知り舞妓ちゃん さっくん なっちゃん

リニアのことが知りたい小学生の兄弟、「さっくん」と「なっちゃん」の質問を、
京都とリニアモーターカーのことならなんでも知っている、「もの知しり舞妓まいこちゃん」
がわかりやすく解説かいせつしてくれます。

「リニア中央新幹線」って何?「リニア中央新幹線」って何?

さっくん

リニア中央新幹線は、東京と大阪を約60分で結びます。

リニア中央(ちゅうおう)新幹線(しんかんせん)は、時速じそく500キロメートルで走るリニアモーターカーで、東京(とうきょう)と大阪(おおさか)を約(やく)1時間(じかん)で走行(そうこう)する新しい新幹線のことです。
時速500キロメートルは、1時間で500キロメートルの距離(きょり)を移動(いどう)する速さです。
今の新幹線「のぞみ」は、東京と大阪を約2時間30分で走行しています。

浮いて走るって、本当?浮いて走るって、本当?

なっちゃん

超電導の力で車両を10cmも浮かせて走行します。

リニア中央(ちゅうおう)新幹線(しんかんせん)は、磁石(じしゃく)の力(ちから)で浮いて走行する「超電導(ちょうでんどう)リニア」です。浮いて走行することで、時速500キロメートルの速はやいスピードがでます。
超電導リニアは、電流(でんりゅう)を流(なが)すことでとても強力(きょうりょく)な磁石(じしゃく)になる「超電導磁石」の力を使(つか)って走行(そうこう)するリニアモーターカーのことです。
リニア中央新幹線は、超電導の力で車両(しゃりょう)を10cmセンチも浮かせて走行します。

「超電導磁石」って何?!

リニアが浮(う)いたり走ったりするのに欠(か)かせない力を生(う)み出(だ)す磁石(じしゃく)です。
超電導(ちょうでんどう)とは、電流(でんりゅう)が抵抗(ていこう)なく流(なが)れやすい状態(じょうたい)のことでこれはある種(しゅ)の物質(ぶっしつ)を一定(いってい)時間(じかん)まで冷(ひ)やすと起(お)こります。
リニアでは、コイルを-269度まで冷却(れいきゃく)し、超電導状態(じょうたい)にして電流を流すので、半永久的はんえいきゅうてきに電力が流れ続け、コイルが強力な磁石「超電導磁石」になります。

  1. コイルを冷却
  2. 「超電導」状態
  3. 超電導磁石!
さっくんとなっちゃん

なんで磁石の力で浮いたり、走行したりできるの?なんで磁石の力で浮いたり、走行したりできるの?

さっくん

ガイドウェイの壁は二層の仕掛け 推進コイル 浮上・案内コイル

磁石にはN極(エヌきょく)とS極(エスきょく)があり、N極とS極では引(ひ)っつこうとして、N極どうしやS極どうしでは反発(はんぱつ)します。この磁石の性質(せいしつ)を利用(りよう)しています。
超電導リニアは、車両に「超電導磁石」を取り付けて、レールのないU字(ユーじ)型(がた)の「ガイドウェイ」の上うえを走行します。
「ガイドウェイ」の横(よこ)の壁(かべ)には、壁にぶつからないように浮くための「浮上(ふじょう)・案内(あんない)コイル」と、前に進むための「推進(すいしん)コイル」が設置(せっち)されています。

浮上・案内コイルとは? (浮く力)

ガイドウェイの浮上・案内コイルは、超電導リニアの車両に取り付けた超電導磁石が通(とお)るときだけ、瞬間的(しゅんかんてき)に電流が流れて磁石になります。
すると、車両の超電導磁石と浮上・案内コイルの間で、車両を「押(お)し上(あ)げる力」と「引(ひ)き上(あ)げる力」が発生はっせいして、車両が浮き上がります。
また、車両の位置いちがガイドウェイの真(ま)ん中(なか)からずれると、車両の超電導磁石とガイドウェイの浮上・案内コイルの間に、「引き寄よせる力」と「押し戻もどす力」が発生して、真ん中の位置に戻す働はたらきをします。

  • 浮上コイル
  • 上のコイルは「引き合う」 下のコイルは「反発」する

推進コイルとは? (前に進む力)

ガイドウェイの推進コイルに電流を流して磁石にすることで、車両の超電導磁石と推進コイルの間で発生する「引き寄せる力」と「反発する力」を利用りようして、車両を走行させることができます。

  • 推進コイル
  • 前に進む力
  • 交互に「反発」と「引き会い」ながら進む

リニア中央新幹線の車両には、運転士がいないって、本当?リニア中央新幹線の車両には、運転士がいないって、本当?

なっちゃん

運行司令室①ダイヤを決める 駆動システム②走行に合わせて電力を送る リニア中央新幹線③スピードや位置を連絡

リニア中央新幹線の運転士は、車両に乗車(じょうしゃ)しないで、指令(しれい)室(しつ)からガイドウェイのコイルに指示(しじ)を出(だ)して、車両の速度そくどをコントロールします。

リニア中央新幹線の車両は、停まっているときも浮いてるの?リニア中央新幹線の車両は、停まっているときも浮いてるの?

さっくん

時速500km 車輪は収納される

停まっている車両は浮いていません。リニア中央新幹線の車両にはタイヤがついていて、時速150km以上になるまではタイヤで走行します。
車両の速度が時速150km以上にならないと車両が浮かないのは、超電導磁石の浮く力が車両の速度が速くなるほど強くなるからです。


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